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下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

Valkyrie Collection[VP25周年イラストアンソロジー]
Valkyrie Collection ポストカードセットVer
戦乙女三姉妹クリアファイル


新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:とらのあな様 / メロンブックス様

以前 2024年9月1日の雑記 で告知していた12月22日-23日開催のVPシリーズWEBオンリーイベント『戦乙女の祭典』にて予約受付開始、12月29日の冬コミ合わせでイベント頒布を開始したVP25周年記念、シリーズ総合のイラストアンソロジーです。
アンソロジーについての詳しいご案内は上記バナーの特設サイトをご参照下さい。


すっかり元旦を逃してしまいましたが、あけましておめでとうございました!
少し前にサイトのサーバー契約も更新したばかりなので、本年もゆるりと宜しくお願い致します。

WEBオンリーやらアンソロジーやら、水面下でずっと準備していた中、9月10月11月…と個人活動でもオフラインイベントに出たり新刊を連続で出したりで慌しい2024年でしたが、個人的にやりたかった事はやりきったので、今年は一次創作を中心に気になるジャンルのオンリーがあったらWEBイベントにも顔を出す程度でのんびり活動できたらいいなぁと思っています。

主宰イベントもアンソロジーの方も、色々な方のお力添えで賑やかになって良かったです!
VP創作支援サイト Bifrost の方では既に案内も出しているのですが、2022年1月より毎月行っていた月替わりお題企画を運営諸々の都合から縮小する事に致しまして、事実上「月間お題企画」としては終了するのですが、シリーズ周年お祝いなどタグ企画の方は続けて行けたらと思います。
ひとまず、Bifrostで行っていた一部企画は縮小致しますが、VP創作支援サイトとしての運営自体は可能な限り続けて行きたい所存なので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!

また、上記WEBイベントが終了した際にも告知していたのですが、今年6月22日-23日のVP2お祝い記念日にVPシリーズWEBオンリーイベント『戦乙女の祭典』の第二回の開催も予定しているので、再び水面下で準備など頑張りたいと思います。やるぞー!おーッ!

…という訳で、12月から年明けの期間だけで色々ありすぎて書ききれませんでした。わはは。

年末年始から主宰アンソロジーの入稿やら主宰WEBイベントの準備やら冬コミの準備やら搬入指定の確認不備と配達の遅延で新刊の会場送り分を当日受け取れない可能性が出てきて急遽分納指定にしていた自宅分を当日手搬入する事になってしまったかと思えばアンソロジーの重さと厚みが想像以上に凄まじくてヒィヒィ言いながら力任せにショップ委託納品分も含めて持って行って長年色々な重みに耐えていたキャリーカートの車輪は大破し冬コミ後は二日間筋肉痛になった程だったとかその後も通販の発送やらPC不調によるバックアップ上書きミスで12月中に作業したデータ全ロストやらロストしたデータの一部をできる限り回収したり作り直していたりは現在も進行中でございまして…と、年末年始に起こった出来事を息継ぎ無しで一行でまとめるには無理がありました!

全然一行じゃなかった!!!そんな感じの年末と年明けでした!!!!!


ここからは例の如く装丁レポートです。
これが上記でチラッと書いた「重さと厚みが想像以上に凄まじかった」アンソロジーの実物。
背幅は1.5cm、重さは何と約500g…2冊だけで1kg近くあります。20ページの本なのですが、とても20ページの重さと厚さではなくて鈍器では???状態。

でも憧れのハードカバー仕様!しかも綴じ部分が平らに開くレイフラット製本という特殊装丁!
個人誌だと夢のまた夢なので、イラストアンソロジーを水面下で企画し始めた時からハードカバー仕様のイラスト集にする事は決めていたので、念願叶って満足です。わーい。

表紙と本文はこんな感じで、しっかりと厚みのある製本のイラスト集になっています。
個人的にはマットPP加工が好きなのですが、イラスト集としては表紙がマットPPだと傷が付きやすいかな?と思い、表紙はクリアPP加工にしてみました。

レイフラット製本、こんな感じで綴じ部分で端が隠れる事がない見開き仕様なので、入稿する時もデータ制作が特殊な指定だったのですが、製本されたものを見てなるほど…!状態でした。
A5サイズですが、表紙がハードカバーであるため本文の方は一回り小さいサイズになっています。

本文にはパール系の特殊紙、ペルーラ スノーホワイトを使用しました。
画像だと少し解り難いのですが、画像右側のような感じで傾けるとキラキラとしている紙です。

各イラストの掲載順は基本的には各シリーズの発売順で並べつつ、間にシリーズ複合のイラストを挟んで、各執筆者の色味やテーマ、全体的な雰囲気を見開きで相性が良さそうな組み合わせにして揃えられたらなぁという意図で配置しました。ど、どうでしたかね…!?

こちらは同時発行したポストカードセットです。
ハードカバー製本のイラスト集が、コストの関係でどうしても頒布価格がそれなりの値段になってしまうため、簡易的で安価なタイプも用意した方が良いかな?と同時発行しました。

イラスト集の方で使っている紙に近い仕様にしたり、変わった特殊紙にする事も考えたのですが、簡易的で安価なタイプというコンセプトから外れてしまうコストになってしまったので、表紙のみ特殊紙という仕様にしました。それでも、それなりに良い印刷方法&紙を使っています。

表紙はグリッターペーパー ホワイト、ポストカードセット本体の方はヴァンヌーボにマットPP加工という仕様で、ちょっと変わった特殊紙の表紙+しっかりとした厚みのポストカードという感じにできたと思います!劣化防止のPP加工もしているので、高級感もあるんじゃないかなー?と!

イラスト集では表紙をクリアPP加工にしたので、こちらはあえてイラスト集とは違う感じにして、両方お手に取って下さった方も楽しめる装丁にしてみよう!とマットPP加工にしてみました。

2024年10月25日の雑記 の装丁レポートでもご紹介したグリッターペーパー ホワイト、すっかりお気に入りの紙になってしまったのでまた使っちゃいました…んーッ、このラメのキラキラ感と紙のサラサラとした触り心地…好きすぎる!

この特殊紙は表紙にも使えるので、使えるうちに一次創作本の表紙にも使ってみたいです。
よし、こういう装丁で作りたい発行物の次の目標はそれにしよう!

そんなこんなで、ずっとやりたかった装丁をまたひとつ達成できたアンソロジーになりました!

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。

Re:Message

以下、12月22日-23日に開催した『戦乙女の祭典』で頂いたメッセージのお返事です。
イベント期間中にお返事していたのものですが、エアブーの仕様でページのアーカイブ化がなく期間限定公開となっていたため、こちらにもログを残しております。

イベント本部宛て

12月22日0時頃:本部宛てにアンソロジー応援のメッセージを下さった方

Yunさんありがとうございます!
イラストアンソロにも嬉しいお言葉を頂き恐縮です。
ご寄稿頂いた皆さんのイラストが素晴らしくて編集中ずっとニコニコしておりました…!

12月22日10時頃:本部宛てにお祝いメッセージを下さった方

この度は戦乙女の祭典にご来場頂きありがとうございました!
楽しみにして頂いていたとのお言葉、とても嬉しいです…!

12月22日12時頃:本部宛てに開催祝いのメッセージを下さった方

ありがとうございます!
2日間と短い期間ですが、どうぞ宜しくお願い致します…!

12月22日17時頃:本部宛てに開催祝いの定型メッセージを下さった方

こちらこそ、この度はご来場頂いた上にメッセージまでありがとうございます!
2日間と短い期間の開催ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。

12月22日20時頃:本部宛てに挨拶のメッセージを下さった方

こちらこそ、サークルでもご参加頂きありがとうございます…!
短い期間ですが、どうぞ宜しくお願い致します!

12月22日21時頃:本部のイベント記念サークルマップ宛てにメッセージを下さった方

こちらこそ、ありがとうございます!
サークルマップの件、滑り込みのご参加はむしろ大歓迎なのでお気になからず…!
むしろサークル参加までして頂けて木陰からニコニコしておりました!
短い期間ですが、お楽しみ頂ければ幸いです!

12月23日11時頃:本部宛てにご挨拶のメッセージを下さった方

わーっ!ご丁寧にありがとうございます…!
今回の企画関係は去年から考えていて、今年に入ってから水面下で進めていたものの、VPのお祝い周年の日に合わせるとコミケや年末近くで参加しづらいのでは…!?という面もあり時期的な部分で大分悩んだのですが、せっかく周年記念日が日曜日なので!と思い切ってみて良かったです!
時期的にもリアル方面のご事情でもお忙しい時期にもかかわらず色々と参加して頂き、こちらこそ感謝感激です…!

ひとまず来年の6月22日のVP2お祝い周年日が日曜日という事もあり、こちらでも何かできたらなぁ…と準備中ではあるので、また気が向いた時にでもご参加頂ければ幸いです!

12月23日21時頃:本部宛てに挨拶のメッセージを下さった方

わーっ、こちらこそ、企画にもイベントにもご参加頂きありがとうございました…!
アンソロジーにご寄稿頂いたりイベントの方にもご参加頂いたりで過去ログ新規絵どちらもじっくり拝見できてニコニコでした!

個人サークル宛て

12月22日1時頃:VA等の展示作品へ感想メッセージを下さった方

メッセージありがとうございます!
企画にも拙宅の創作にも暖かいお言葉の数々を頂いてしまい恐縮ですが、とても嬉しいです…!
VAはネリャちゃんのサブストーリーのランちゃん先生とハーフブリード組のわちゃわちゃイベントがお気に入りだったので、VA漫画も見て頂いた上に感想まで頂き光栄です。
そしてイベントの方もご参加頂き、こちらこそありがとうございました…!

12月22日13時頃:VA再録小説に感想のメッセージを下さった方

メッセージありがとうございます!わー!拙宅のVA本、以前にお手にとって頂いてたとは…!
ネリャちゃん関係のサブストーリーのハーフブリード達とランヴァルドの関係性がお気に入りなので、その後カチナちゃんもあの輪の中に入れるような環境ができたらいいなぁと思いながら書いたものだったので、細かな描写まで見て頂いていた上に暖かいお言葉の数々まで頂き恐縮です。ランヴァルドのサブストーリーでのムニンくんとのやりとりもお気に入りだったのでコソッと入れてしまったのですが、そこにも触れて頂きニコニコしてしまいした。

こちらこそ、重ね重ねありがとうございます!
コソコソと拝見してばかりで何だか申し訳ないのですが、X/Twitterで公開されていたカチナちゃん漫画、もしかしたら続きを描かれるかもしれないとの事でコソッと楽しみにしております…!

12月22日17時頃:展示品に感想の定型メッセージを下さった方

嬉しいお言葉をありがとうございます!
少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです…!

12月22日23時頃:展示物に感想のメッセージを下さった方

こちらこそ、この度はご参加頂きありがとうございました!
しかも拙宅のイラストも見て頂いた上に丁寧な感想のメッセージまで頂き恐縮です…!
今回はVP25周年記念日に合わせるために年末の開催になってしまったので、来年6月辺りの時期に開催できたらいいな…と次回開催の予定も水面下で進めているので、もしもご興味がありましたら、また覗いて頂ければ幸いです。

12月22日23時頃:詰め合わせのVP絵に感想のメッセージを下さった方

わーっ、嬉しいお言葉の数々ありがとうございます…!
繊細でかわいらしいとのお言葉も恐縮するほど嬉しいのですが、自分の絵柄的に色気の方は表現不足で難易度が高い要素と感じていた事もあり、勉強せねば…状態だったので、色気を感じる雰囲気と言って頂けたのも何だか嬉しいです。
こちらこそ、本日はお立ち寄り頂きありがとうございました!

12月23日16時頃:開催祝いと展示物への感想のメッセージを下さった方

こちらこそ、この度はご参加頂いた上に丁寧な感想まで頂き恐縮です…!
三女神はいつもセットで描きたいと思っているものの、作画コスト的になかなか実現できずで三人揃ったイラストも自分が思っているより描けていないのですが、少ない枚数ながらも三女神の絵に暖かいお言葉を頂けて嬉しいです!
今年いっぱいは前々からやりたかった事を色々実現させたい!と年末までみっちりスケジュールの状態になってしまいましたが、来年は暫くゆっくりしつつ、細々と創作活動ができたらなぁと思います!応援のお言葉もありがとうございました!

12月23日21時頃:VAの展示物に感想のメッセージを下さった方

おおお、拙宅のイラストに嬉しいお言葉の数々恐縮です!ありがとうございます!
色塗りは環境が変わってから迷走気味でまだまだ試行錯誤している所なのですが、そう言って頂けてとても嬉しいです…!
更に再録展示のVA小説にも丁寧なご感想を頂きまして…!当時、カチナやネリャのサブイベントでのランヴァルドとのやりとりを見た勢いで書いたものなので、今見ると小説としては色々と不慣れな部分もありますが、暖かいお言葉を頂けて感謝感激です。
わーい!ランカチ!自分以外から発せられるランカチの文字に興奮しつつ、こちらこそ重ね重ねこの度はありがとうございました!

12月23日23時頃:応援や感想のメッセージを下さった方

暖かい応援のメッセージをありがとうございます!
企画関係だけでなく拙宅のイラストにもご感想を頂き恐縮です…!
また気が向いた時にでも足を運んで頂ければ幸いです。

ほか、拍手だけ押して下さった方もありがとうございました!

架空ストア様 にて一次創作の発行物をお取り扱いして頂ける事になりました!
販売システムの関係で12月2日9時よりお取り扱いを開始、10時までは抽選販売の扱いになるとの事ですが、在庫自体は少部数ではあるものの需要的には暫く大丈夫だと思います。

【本】
止まり木の宿の野マンドラ
Reministorage EP1:追憶の青い薔薇

【グッズ】
クロス巻きメモ帳
箔メッセージカード
便箋:追憶の青い薔薇
便箋:止まり木の通り道

現在は上記の6点をお取り扱い頂いております。
一次創作のみのお取り扱いですが、試験的に架空ストア様ではBOOTHと同様にショップ手数料なしのイベント頒布価格で置いておりますので、何か気になる発行物がありましたらご利用頂ければと思います。支払方法もBOOTH通販より豊富で、送料もお安いのではないかな?と思います!

BOOTHで通販して頂いた際の限定ノベルティなどは付属しませんが、各発行物に元々付属しているノベルティは同梱した上で納品しておりますので、架空ストア様でもお付け致します。

また、当サイトと並行して一次創作でイベント出展する際など、架空ストア様の作家ニュース機能からも告知ができればいいなぁと思っていますので、もしもご興味がありましたら気が向いた時にでも覗いて頂けると嬉しいです。

架空ストア様での当サークルの情報やお取り扱い中の在庫は下記リンクからもご閲覧頂けます。

下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

Reministorage EP1:追憶の青い薔薇[一次創作:小説本]

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:架空ストア様

11月17日に開催されたオリジナル作品オンリー同人誌即売会「コミティア150」の新刊です。
今回は事前の告知通り文庫サイズの小説本になりました!

一次創作を何か形にできたら一度はコミティアにも参加してみたいな!と思っていた所へ40周年の節目の大型開催との事だったので、空気だけでも吸いに既刊だけで参加してみようかな?と思ったのがきっかけだったのですが、せっかくなので随分前からプロットだけ存在していた一次創作のキャラクターのお話と世界観を小説として少しでもアウトプットできたらいいなぁと願望が膨らみ、結局は〆切ギリギリまで粘って新刊を出す流れになっていたのでした。

9月と10月と立て続けに新刊を出していた上に12月にも既に外せない予定がある状態だったので、流石に11月は無理では!?だったのですが、人間やろうと思えばできるのかもしれません(?)

…とはいえ、思っていたより書きたい話がまとまらず色々と削ってしまった部分もある上、推敲の時間もあまり取れず…という感じの本になってしまったのですが、それでも60ページの本になったので、当初の予定のままだと100ページを軽く超える上に絶対に間に合わなかったという事を踏まえれば、プロローグ的な話としては丁度キリが良かったのかもしれません。
まだまだアウトプットできていないプロットや設定が沢山あるので今後もマイペースながら細々と続巻が出せたら…と、そんな意味も込めて今回は「Episode1」として発行致しました。

そんなこんなで、今回の自己満足装丁レポートもしちゃいます。

今回の新刊はノベルティとセットでこんな感じでした!
特殊紙を使用したPP加工しおりとポストカードが付いています。ポストカードのみ急遽作ったものなのでオンデマンド印刷ですが、濃いクリーム色がかったキラキラの紙(キュリアスIR パール)を使用しています。紙の地の色が薄茶寄りのクリームなので、全体的な色味もそちら寄りです。

表紙は「い織り」のプラチナホワイトです。装飾枠が金縁という想定だったのでキラキラ系の紙にするか迷ったのですが、古書のような雰囲気を出したかったので質感が気に入った紙にしました。
庵の壁のようなエンボス紙なので和風寄りの紙かな?とも思うのですが、これはこれで…!

表紙の英語タイトル(Reministorage)部分はあえて少し解り難いフォントにしたので、背表紙や中表紙は別のフォントにしました。続巻を出した時に共通シリーズだと判るタイトルが欲しかった故の仕様ですが、半ばオムニバス形式で単品でも読めるような形にできたらなぁと思います!

小説なので本文はめくりやすいように薄めの紙…という事で以前に出した文庫小説本で使った時に丁度良かった書籍用紙70kg。画像だと少し解り難いのですが、薄クリーム系の色の紙です。
遊び紙は本文の内容に合わせたモチーフの意図を込めて江戸小染はな(うすあい)です。もう少し薄めの紙があれば使いたかったのですが、最初のカラーページ部分は他サイズの本と共通の口絵用の紙なので、文庫サイズの本だとかなり厚めに感じる…かも?

こちらは新刊の付属ノベルティとしてお付けしていたPP加工しおり。
一緒に野マンドラ&マンドラ茸の絵柄バージョンも作ってみました!こちらはコミティアの時にもお付けしていたのですが、今後もイベントやBOOTH通販で一次創作の発行物をお手に取って下さった方にはオマケの無配としてお付けしようと思います。

スノーエッセンス CoCキラを使用しているのでキラキラ!こういうキラキラの紙とクリアPP加工はキラキラ部分が引き立って相性が良いのでまたやってみたいなー!
難点は、紙との相性による影響なのかPP加工をすると少し反れてしまう所でしょうか。

そんな訳で、来年になってしまいそうですが、今回の新刊の続巻も発行予定なので引き続き細々と一次創作のアウトプットもしていきたいです!頑張るぞーっ!

次回のイベント参加予定は12月29日の冬コミことコミックマーケット105です。
12月22日-23日のWEBオンリーと合わせて今回はVPでスペースを取っているのですが、VP25周年という事で水面下で色々と企画関係の作業も進行中なので、気合いを入れて頑張ります!

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。

下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

一次創作フルカラー便箋:止まり木の通り道
聖戦のイベリア便箋
エンドオブエタニティ便箋

ショップ委託:架空ストア様

10月26~27日のオールジャンル便箋中心WEBイベントで発行したものです。
今回の新作はA5サイズ絵柄2種セットの一次創作フルカラー便箋、イベント限定のマーブル印刷を使用したエンドオブエタニティ、聖戦のイベリア便箋の3種です。

今回の限定カラーのマーブル印刷を使用した便箋の実物サンプルはこんな感じになりました!

印刷:オンデマンド イベント限定マーブル(MTマーブル5)印刷
紙:D'CRAFT ブロック / オリンパスクラフト

実物と比べて紙の色合いがちょっと薄めになってしまったのですが、大体はこんな感じです。
ハロウィンな雰囲気のマーブルカラーだったのですが、何となく聖戦のイベリアと相性が良さそうだったのでイベリアにしてみました。どちらかというと流浪の三姉妹っぽい色の組み合わせかも?

もうちょっとクラフト系の紙以外で冒険してみても良かったかな?とも思ったのですが、D'CRAFT ブロックの凹凸とオンデマンド印刷のインクの相性がどうなるか読めず、使用したマーブルの色味も考慮してもう片方は保険でオリンパスにしてみました。

印刷:オンデマンド イベント限定マーブル(MTマーブル6)印刷
紙:色上質 銀ねず / 両更クラフト

こちらは別タイプの限定マーブル印刷を使用したエンドオブエタニティ便箋。
秋色な雰囲気のこちらのカラーも使ってみたいけれどどのジャンルに合いそうかなぁ…と悩んでいたところ、EOEのPMFトリオっぽさをほんのり感じたのでこうなりました。

作品のスチームパンクな雰囲気に合わせて色上質の銀ねずを使う事だけ予め決めていたのですが、実物を見た感じだとインクの色味自体は紙替えで選んだ両更クラフトの方と相性が良さそうだったので、両方選んでみて良かったです。
クラフト系の紙が好きでついつい偏って選んじゃうんですよね…!

という感じで、今回の新作便箋でした。
次回は来年の1月下旬に開催を予定しているとの事で、冬っぽい色カラーの限定マーブルがあったら何か作ってみたいなー!とは思っているのですが、便箋での活動は今年を目処に一旦控えめにする予定だったので、次回のイベント以降は新作を出すのを少しお休みする予定です。

…とはいえ、イベント限定で使用できるフェア系に弱いので、ちょっと活動が控えめになる程度で相変わらず細々と何か出しているかもしれません。わはは。

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Re:Message

以下、頂いたメッセージのお返事です。

アトリエフェスの新刊と再録本などの感想を下さった方

ポリエさん、初めまして!
この度はアトリエフェスにて当サークルにお立ち寄り頂き、
更には発行物ひとつひとつに丁寧なご感想までありがとうございます…!

新刊のルーマリ本、大分端折ったお話になってしまったものの、
描きたい部分は何とか入ったので、暖かいお言葉を頂けて嬉しいです。
旅の途中のお話も気にかけて頂いてニコニコしてしまいました!
個人的にはルーウェンなら誰から貰ったのか聞かれたら
割と他意なく素直に答えてしまうタイプかな?というイメージもあるのですが、
他意がないぶん周りから勘違いされる展開はありそうだなぁと思いつつ…!

イリスの再録本の方もお手に取って頂きありがとうございます!
所々で加筆修正はしたものの、大元がイリス発売全盛期に出した古い本なので
色々と絵やノリが当時そのままの部分もあり、お恥ずかしい部分も多々ありますが、
特にイリスシリーズはアトリエの中でもマイナー寄りの作品だと思うので
新たにイリスをプレイされた方に楽しんで頂けてとても嬉しいです。

また、ノベルティなどにも嬉しいお言葉を頂き恐縮です。
しかも以前に通販もご利用頂いていたのですね…!
同人便箋は令和に作る古の同人文化的なノリで作っていたので
こうして暖かい反応まで頂き光栄です。

それと、今回メッセージを頂いた時にお名前を拝見してアッ!となったのですが、
も、もしやアトリエフェスで差し入れを下さった方でしょうか…!
イベント後に頂いた差し入れなどを拝見していて、
一部の差し入れにお名前が明記されているものもあった事に気付きまして…
あの時はありがとうございました!

今回、アトリエシリーズでイベントに参加するのが本当に久し振りで、
知り合いも殆どいないままの状態でアトリエフェス自体が初参加だったのですが、
暖かいお言葉や差し入れを下さる方が多いイベントでとても楽しかったので
また機会があれば参加できたらいいな、と思います…!

長々とすみません…!改めまして、この度はありがとうございました!

ここからは10月26日から開催されていたエアブーの方で頂いたメッセージのお返事です。
イベント期間中に自サークル内のページ上でお返事していたのものと同じですが、該当のサークルページが期間限定公開となる仕様のため、こちらにもログを残しております。

10月26日10時:ご挨拶の定型メッセージを下さった方

ご丁寧にありがとうございます!
本日はどうぞ宜しくお願い致します…!

10月27日12時頃:感想の定型メッセージを下さった方

ご訪問&暖かいメッセージの拍手をありがとうございます!
また気が向いた時にでも覗いて頂ければ幸いです!

下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

いつものふたり[マリーのアトリエ本:ルーウェン&マリー本]
Philosopher's Stone [Revival][イリスのアトリエ再録本]
イリスのアトリエ1&2 特殊紙ポストカードセット ※ノベルティ単品


新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:とらのあな様


ショップ委託:現在予定なし
※ 通販のみのお取り扱いのため、詳細は上記BOOTHのリンクにございます。

10月20日に開催されたアトリエシリーズオンリーイベント「アトリエフェス16」の新刊です。

実は同人活動を始めて人生で初めて出した(しかも未成年の頃の遠い過去の話で手元に原稿や実物すらも残っていない)拙いコピー本の個人誌がマリーのアトリエのルーウェン&マリーだった…という事もあり、令和に改めてこの二人を描いてみたかったのと、イリスのアトリエ20周年の節目に何か出せたらなぁ…という事で、イベント参加予定が年末まで連続していたので悩んだのですが、思い切ってアトリエシリーズオンリーに申し込んで何とか出した新刊でした。

ルーウェンとマリー、複数発売されていたドラマCDで色々と燃料も多かったり、マリーの開発当初の没プロットではルーウェン主人公でマリーがヒロイン設定だった…など「あらあらウフフ」的な要素が結構あるものの、ザールブルグのキャラクターCPとしては他に人気のCPがあるので影が薄くてマイナー寄りなのかな?と思っていたのですが、X/Twitterで新刊のサンプルを出した時に思いのほか反応を頂けたり、ありがたい事にイベント当日にもルーマリがお好きらしい方に複数お声掛けも頂いたりして凄く嬉しかったです!わーいわーい!

イリスのアトリエ再録本の方はイリス発売当時に出した本の古いアナログ原稿を加筆修正した上で表紙だけ今の絵柄で改めて1から描き直したものなので、実質的に昔の本の再版のような形です。
同時作業中だったマリーの新刊の事もあり、元々は〆切の関係で発行が難しいかな…と思っていた中、急遽短納期オンデマンド印刷に切り替えて出したものなので、あまり思っていた装丁にはできなかったのですが、アトリエの中ではマイナー寄りだと思っていたイリスにも思いほかイベントで反応を頂けて、何だかんだで急遽イベント合わせで出せて良かったという本でした…!

そんな訳で、今回も自己満足の装丁レポートです。

表紙はファーストヴィンテージのカシミヤに白版+デジタルオフセットのフルカラー印刷です。
時間があまりなくて白版を活かしたデザインにはできなかった事もあり、白版の部分が判り難いのですが、彩度の低い茶色系の紙なので表紙裏を見たら紙の地の色が判る程度になりました。
白版は主に装飾枠やキャラクターの部分など紙の地の色の影響を避けたい部分に入れているのですが、大元の紙が濃い目の色なので、白版の部分も実際のデータより少し表紙の紙の地の色の影響を受けた感じの淡い色味になっています。

本文はオリンパスクラフトに単色グリーン印刷にして、表紙と雰囲気を揃えてみました。
以前によく使っていたCMYKのうちの2色を使う本文2色刷り仕様が印刷所で取り扱い停止中のため使えなくなってしまっていたので、印刷所側のオプションで用意されていた単色から選びました。

遊び紙はマリー(とルーウェンに共通した)色をイメージした感じで表紙とも揃えたかったので、前回の一次創作本や過去に出した本でも使っていた里紙(うり)にしました。
里紙は個人的に紙の質感とそれぞれの色味が好きで、遊び紙に迷った時に使ってしまいがち…!

全体的にクラフト系の色味でまとめたかったので、ヴィンテージ感のある装丁になりました。

こちらは付属ノベルティのポストカード。波目模様の入ったエスプリVエンボスのシャギーです。
RGBではなくCMYKでのオンデマンド印刷だった影響なのか、少しYが強めの色味…かな?

イリスのアトリエ再録本の方は前述の通り当初予定していた装丁を変更して短納期のオンデマンド印刷に変えたため、装丁や特殊紙は思うようにできなかった部分も多いのですが、せっかくなのでオンデマンド印刷と相性が良さそうなエスプリVエンボスのモメンを使ってみました。ノベルティで使った波模様のシャギーとはまた違う感じで、布目っぽい凹凸模様が入っているタイプです。
色味は元絵より彩度が高めで濃い目になったと思います。

遊び紙は印刷所おまかせだったのですが、アレッ、普通の上質紙かな?と思いきや上質紙より薄くて透ける気がするのでこれは晒クラフト白かな…?
普通の白はちょっと想定外でしたが、前だけだと思っていたら前後に入っていてお得感!

こちらも本文はオリンパスクラフトを使用、デジタルオフセット印刷だったマリーの本とは違ってマット系インクではないオンデマンド印刷だったので短納期なりの印刷仕様なのですが、再版前の大元の本ではセピア系のコミック紙を使用していたので、それに近い色の本文用紙にしたいなぁと思い、マリー本で使ったものより少し薄めですが同じオリンパスクラフトにしました。
古いアナログ原稿を半ば無理矢理に補正してデータ化した事もあってトーン部分の劣化やモアレは想定していましたが、思っていたよりトーン部分は再現できていて良かったです。わーい。

こちらはイリスの再録本のおまけに付けていたイリス1&2の特殊紙ポストカード2種セット。
引きの画像ではちょっと判り難いのですが、デジタルオフセット印刷+グリッターのようなラメが特徴的なグリッターペーパーのホワイトを使用しました。
オンデマンド印刷の表紙絵は濃い目の色味でしたが、こっちは少し淡い色味になったかな…?

グリッターペーパーのホワイトは以前に 2022年8月21日の雑記 内で装丁レポートをした本の表紙で使用していたグリッターペーパー(オーロラ)の偏光っぽいラメ部分が白いキラキラで統一されているバージョンの紙ですが、これはこれで可愛くてお気に入りの紙です。
唯一の難点は紙質の影響なのか、ポストカードとしてはちょっとだけ反ってしまう所ですかねぇ…でも可愛い紙なのでまた何かに使いたいです!

グリッターペーパーのオーロラはザラッとした面白い手触りだったのですが、今回使ったホワイトの方はオーロラと違っていてサラサラとした手触りでした。表面のラメの種類によるのかな?

そんなこんなで、片方はペラペラの薄い本、もう片方は加筆修正した昔の再録本とはいえ、今回は一応2冊同時発行ができたのと、やりたかった事はできたので謎の自己満足達成感…!
ただ、毎回〆切の都合でペラペラな本になってしまうので、次はもう少し厚めの本が出したい!

次回のイベント参加予定は11月17日のコミティア150になります。
コミティア40周年という事で大型開催だった事もあり、一度はコミティアにも行ってみたいなー!と記念に申し込んだ感じだったので当初は既刊のみでの参加予定だったのですが、ここまで来たら何か新しいものも出せたら…いいな!

…という事で、新刊が出るとしたらプロットだけ存在している小説が少しでも形にできたらいいな程度の本になると思いますが、連続で新刊が出せるようにちょっと頑張ってみようと思います!
うおおおお、月イチのペースだと準備期間があまりないぞー!間に合えーッ!

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。