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下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

想い出の小さな箱庭[さらざんまい:幼少期レオマブ本]

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:現在予定なし

12月30日の冬コミ合わせの新刊、幼少期レオマブ本です。
前回の雑記でも予告していた通り、11月のエアブーで公開していたSSを含む幼少期の小話3作品を収録した文庫サイズの小説本になります。
(現在は通販停止中ですが、冬コミ後&年明けの1月5日頃から通販開始予定です)

小説のみの本を出す機会があったら文庫サイズの小さい本で出してみたい…!と思っていたので、今回は新刊でやってみたかった事のひとつが実現できて良かったです…!

元々漫画で描こうと思っていたもののネームがまとまらなくて没にしたお蔵入りプロットを改めて小説として書き起こしたものなので、書きたかったネタを別媒体で形にできたのも良かったです…が、入稿〆切の直前まで文字打ちしていた事もあり、時間の都合上で推敲が甘い部分もチラホラと出てしまった事が反省点でした…小説は繰り返し読み直す時間もないとダメだーッ!/^o^\

そんな訳で、今回の自己満足な装丁レポート雑記です。

今回の本は童話の絵本っぽい雰囲気をイメージしたものにしたいなぁと、白版ベースのシルエットのような枠と絵の表紙にする事だけ決まってました。画像だけだと判りにくいと思いますが、黒い部分は紙の色、白い部分は白印刷のインク部分+カラー印刷という形式になっています。

小説なのでPP加工した方がいいかな?とマットPPにしたら、白印刷が少し判りにくくなってしまったのですが、人物絵は白版のシルエットだけ作って上からカラーで印刷しています。実は目の部分も白版を切り抜いた感じで紙の地の色が出ている形式のものでした!印刷の仕様上、この白インク印刷だと紙の地の色が少し出てしまうようなので、実物はもう少しグレーがかった色の白です。

遊び紙は花柄が可愛い江戸小染はな!表紙にも添えたミモザの花が本文のお話にも関わりがある花だったので、それに合わせて遊び紙も黄色系統の色にしようかな?と考えていたのですが、本文の紙をクリーム系にして、遊び紙の方はあさぎ色にしてみました。結果的にはこちらの色合いの方がバランスが取れたような気がします。

本文の紙は書籍用紙70kgです。小説の場合、ある程度の厚みがある本は薄い紙にした方がめくりやすいと聞いた事があったので、40ページ程度の小説でも90kgだと厚いのかなぁと悩んで70kgの方にしてみましたが、薄すぎる事もなく結果オーライでした!

そこまで厚い本じゃないけれど背表紙タイトルも入れる事ができたので自己満足!

ノベルティの栞はちょいちょい使うお気に入りのラメ系な特殊紙、ミランダです。
小説の内容に合わせたノベルティにしたかったので、ミモザの方がメインの栞です。もう少しだけ押し花っぽい雰囲気にしたかったのですが、それっぽいデザインに編集するのが難しくて断念。

ついでに、こちらは冬コミ無配ノベルティ用のカードカレンダーです。
画像は入稿用のデータではなく、印刷された実物を撮ったものを編集して使っているだけなので、画質がとても荒く見えてしまうのは仕様です…絵柄は前回の新刊の表紙と同じものですが、印刷機の仕様で思いのほか蛍光っぽい鮮やかな色になってしまったので、こちらの彩度が低めの淡い色の方が元データに近いような気がします。

さて、次の本はどんな装丁にしようかなー!?といった所で今回の自己満足装丁レポートでした!


1月1日追記:
白版の説明が解り難かったような気がするので補足を…入稿用データはこんな感じでした!
左側のベタ部分が白インクとして印刷されるため、下地の白版がズレても良いように、カラー側のタイトル文字は白版よりも一周り太い文字になっています。
普通に背景が真っ黒ベタのカラー表紙にした方が早かったのでは…?それはそう。

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。

発売日に合わせて実は先月末から描き始めていたのに未だに完成する気配がないので今月中に完成させる事も難しそうになってしまったので描いてるアピールだけしておこうと思った絵の進捗
(後で差し替えるかもしれませんが、完成したらギャラリーの方に追加する予定です…)

…という訳で、出遅れましてヴァルキリーエリュシオン発売おめでとうございました!
既に真エンディングを含む4つのEDも回収して、今は設定資料集を読み込んでいる所です。


ヴァルキリーエリュシオン

開発自体はアナトミアと同時期くらいの頃からだったようなのですが、コンシューマゲームとしてだったらVPシリーズ最新作という意味ではVP咎以来、14年近く振りですかね?
バトルシステムの完全アクション化など今までのシリーズと違う部分も多くてどうなる事やら…と思っていましたが、細かなシステム周りやストーリー補完の要素で惜しい部分はチラホラとはあるものの、全体的には楽しかったですし、個人的にはエリュシオンもこれはこれで好きです!

個人的なゲーム部分の感想としては、「良くも悪くも尖った部分がない普通のゲーム」なのですが、惜しいと思った部分が改良されたら神ゲーに化けそうなポテンシャルは感じたので、続編とか後続作品があったら期待できる程度には、このままで終わらせるには勿体ない作品でした。
同時発売された設定資料集も内容が濃くて満足できる内容な反面、大人の事情で泣く泣く削ったのかな?と感じる補完もあり、ゲーム本編に入れなかったの勿体ない…!って要素も多かったです。

続編ではなく新作として出るなら無理に過去作キャラを引っ張ってくる必要もないかなぁと感じていた事もあり、元から世界観やキャラクターが一新される事にはまったく抵抗はなかったのですが、今回はエインフェリアが少ない分、ヴァルキリーとエインフェリアとの絡みが多くて、従来のビジネスライクな関係ではなく、エインフェリア達がヴァルキリーに対して凄く協力的で優しい、皆揃って「チーム」という感じになっていたのが良かったです。

今回はエインフェリア達の生前の話が別枠で任意メニューのオーディオドラマ的なひっそりとした扱いになっているので、VP1のような形式が好きな人には賛否ありそうですが、今作はどちらかというと「死後エインフェリアとして選定されてから生まれた時代が異なるエインフェリア達が今の滅んだ世界を見てどう動くか」という部分に焦点が当てられているように感じたので、補完部分で惜しいと思った部分もありますが、これはこれで個人的にはアリじゃないかな?と思いました。

エインフェリアは発売前から好きそうな予感がしていたクリストフェルさんは勿論、タイカちゃんも好き…でも今回はチームヴァルキリーのグループとして好きかもしれない。
あとはアルマンくんと「あの子」のCPが好きなので、生前の事をもっと知りたかったなー!
ヒルドさんは真EDで初めて役割が明かされる感じの扱いだったので、半ば隠しキャラという印象でしたが、もう少し活躍を見たかったのはあるので11月の無料アップデート&Steam版の追加要素のヒルド操作視点も楽しみです。

所で唐突に話は変わるのですが、VPシリーズの企画サイトとして細々と運営している「Bifrost」のサイトの方では毎月お題企画や周年祝いなどをしつつ、VEも含めてデータベースの方もじわじわと移行&更新していたりするので、引き続き宜しくお願い致しまーす!(唐突な宣伝)


その他のゲーム話

ライブアライブ、以前から気になっていたものの、レトロゲー故にプレイする機会がなかったのでリメイク版をきっかけにプレイしました。HD-2Dリメイク良いですね…!
有名なシーンという事もあって中世編の致命的なネタバレは既に知っていたのですが、逆に興味を持つ設定だったので、令和の時代にプレイしても最終編に至るまでのシナリオの構成が凄いと感じるゲームでした…個別シナリオは功夫編とSF編が特に好きです。

中世編~最終編のネタバレは既に別の所で語ってしまっているので こちら に置いておきます。

あとはプレイしたのは大分前なのに雑記の方では全然触れていなかったゲームの中で個人的に凄く好きなのは「大逆転裁判1&2」と「ドラゴンクエストビルダーズ2」辺りです。

大逆転裁判の方は既にしれっとギャラリーや雑記に絵だけ置いている状態ですが、殆ど内容に触れていなかった気がするので…逆裁シリーズの中でも特に個人的お気に入りトップに躍り出た大逆転裁判でしたが、1と2は実質的に前後編の構成であり、1だけだと消化不良、怒涛の伏線回収で素晴らしかった2は前作をプレイしている前提なので、人に勧めるにはセットでなければならないという欠点があったのを移植版でセット売りにした事で最強のゲームになってしまった…ヤッター!

キャラは箱推しの如く皆好きなのですが、伝説の相棒とホムアイ親子と細長さんが特に好きです。
というか、語り始めると何もかも致命的なネタバレになってしまうので大逆転裁判1&2はセットでプレイしてください!としか言えないのでセットで宜しくお願い致します!!!!

ドラクエビルダーズ2は元々マイクラが好きなので評判を聞いて気になっていたゲームでしたが、DQらしい差別化もできていて大満足…というか建築で永遠に遊べるのでは!?
マイクラっぽい要素だけでなく、ラストまでのストーリーの流れも良くて、ラストバトルの演出と音楽の使い方には思わず感動してしまいました…惜しむべきは私が世界観のベースになっているDQ2を未プレイだったので、プレイしていればもっと小ネタに気付けたのかなぁと思う部分もあるものの、ファンサービス程度の要素だったのでビルダーズ2だけでも全然問題なかったです。

シドーくんとかも凄く良いキャラで好きなのですが、マギールさんとか昆布のガイコツ船長とか、本来ナンバリングのDQではMOBのモンスター達がビルダーズ2では物凄く愛嬌のある良いキャラをしていて大好きでした。各編で仲間になるモンスター達もみんな可愛く見えてきちゃう!

Steam移植版でプレイしたので(何故かSteamでは1の移植がなく…)ビルダーズは2からのプレイなのですが、2単品でも楽しめたので、機会があれば1の方もプレイしてみたいですね!
プレイ自体は2年前の話なので、今は2周目の建築プレイでたまに遊んでます。

次はコンプを目指して途中で止まっているアトリエの黄昏シリーズの方もじわじわ進めたいな!

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浅草カッパ奮闘記[さらざんまい:オールキャラ本]

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:とらのあな様

9月18日のTOKYO FES Sep.2022(併催さらざんまいオンリー)合わせの新刊オールキャラ本です。
表紙通りのカッパまみれで、皆でわちゃわちゃドタバタしているパラレル軸のギャグです。

今回は進捗がダメすぎてスケジュール通りに入稿の準備も整わず、予定していた装丁を諦めて急遽短納期のオンデマンド印刷に切り替えて〆切ギリギリまで作業していたものの、仮に間に合っても本文の仕上げが中途半端な出来になってしまうので、直前まで落とすか無理にでもこのまま出すかの二択で悩んだ故、色々とやり残した事や反省点も多い中身になってしまったのですが、やっぱりせっかくのオンリーなので新刊として形にしたい!と踏み切りました。
ペラペラな本ですが、ずっと描いてみたかったオールキャラカッパ漫画だった事もあり…!

そんな訳で、今回の装丁は予定していたものと違うので自己満足レポートも端折る予定でしたが、オンデマンド印刷にも良さそうな紙とか試してみたので記録として残しておこうと思います。

元々はデジオフ印刷で和紙系の特殊紙にマットPPという装丁を考えていたのですが、〆切の関係でオンデマ印刷に切り替えた事で表紙に使える紙の種類が変わる事もあり、オンデマ特有のテカりをなるべく目立たなくする&色抜けを防ぐためにパール系の紙にしました。

こちらは 前回の本 のノベルティポストカードに付けた紙(パールスノープラチナ)と同種で、少しキラキラの光沢色が違うタイプのパールスノーゴールドです。ノベルティはデジオフ印刷でしたが、以前に似た系統のスノーエッセンスCoCキラという紙を別のオンデマ印刷の本で使用した時にオンデマインクのテカりが目立たず綺麗に印刷できたので、代用できるかな?と選びました。

パールスノー紙、3月に出した アリスパロ本 の表紙に使ったシェルルックという紙とパッと見では区別がつかない紙なので、シェルルックが使いたいけどちょっとコスト的に厳しい…という時にはリーズナブルな紙だと思います。シェルルックは大好きな紙なので使っちゃいましたが!

表紙の彩色はレトロな和風を意識してくすんだ色を使ったつもりだったのですが、予想していたより色の彩度が鮮やかに出てしまったので、実際は元絵より少しカラフルで蛍光が入った感じの緑色でした…が、オンデマとは思えないほど綺麗に出たので、まぁこれはこれで…/^o^\

表紙が予定変更でキラキラ系の紙になった事も踏まえて、遊び紙と本文の紙はレトロな和風っぽいものにしたいなぁと、遊び紙には和紙っぽい質感と色の里紙(あずき)、本文には新聞紙や雑誌に使われていそうなザラザラとした灰色の藁半紙のような紙であるタブロを使用しました。

表紙同様オンデマ印刷ですが、本文の墨刷りはマットなインクになる印刷所なので印刷はオンデマと思えないくらい凄く綺麗でした。あと、タブロにしたお陰で時間が足りなくて仕上げが中途半端になってしまった背景の白さがあまり目立たなくなった…ような…!

いつもは作品に合わせてカッパや胡瓜のイメージで緑・白・黄色を装丁にも取り入れてしまいがちなのですが、それ以外の色で和風を表現できないかな?と、今回は深緑+渋めの赤+灰色(黒)という感じにしてみました。里紙のあずき色が渋い色なのでクリスマス感は免れましたガハハ

本文封入形式のノベルティおまけペーパーはポストカード(A6)型サイズのオリンパスクラフトに自前のレーザープリンター出力です。モノクロ印刷ではなくセリフやコマ割りが黒、線画と仕上げが茶色&うす茶系の単色カラーっぽい仕様になっていたりします。

タブロの紙の色のお陰で背景の白さがあまり目立たなくなった本文…時間がなくてブラシで誤魔化しまくっているので、何らかの形で再録する機会があった時は手を加えたいです。

次のイベント参加予定は来年5月のSUPER COMIC CITY併催の皿オンリー、6月の併催CPオンリーでレオマブオンリーも決定しているので、少し間が空きますが参加予定&新刊も出したいです。
あとは予定は未定でWEBオンリーとか別ジャンルでピンときたら何かしてるかも…?

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。

下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

繋いだ手と輝く未来[さらざんまい:生存IF軸レオマブ本] ※R-18

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:とらのあな様

8月13日の夏コミ合わせの新刊、10皿後生存IF軸のレオマブ本です。
7月24日のレオマブオンリーでは試し読み準備号として発行していた本の完全版になります。
(申し訳程度の描写ですが、完全版の方のみR-18指定になりますのでご注意ください)

レオマブオンリーが7月24日の玲央の誕生日にあるので何とかそちら合わせで出したかったものの間に合わず、それでも何か新しいものは出したい…と足掻いた結果、試し読み準備号として発行、先日の夏コミ合わせで改めて完全版として発行する形になりました/^o^\

準備号はオンデマンド印刷、完全版はデジタルオフセット印刷だったのですが、それぞれ特殊紙や装丁は違うものを使ってみたので、今回はその比較も兼ねての装丁レポートも残しておきます!

まずはデジタルオフセットで刷った夏コミ新刊の完全版の表紙!
グリッターペーパーというグリッター調のラメが特徴的な特殊紙を使用しました。

画像で伝わりますかね…!?
これがまたラメが凄くてキラッキラ…!ラメの部分がザラザラしていて手触りも面白かったです。
ラメ調の特殊紙は濃い色の部分のラメが潰れて隠れてしまうケースが多いのですが、この紙は濃い色の部分までちゃんとキラキラしているほどラメ感が凄かったです。

そしてこちらはオンデマンドで刷った準備号の方の表紙です。
ミランダ スノーホワイトという、同じくラメ調の特殊紙を使用しているのですが、写真の画像だと判り難くなってしまいました…右側の小さな粒々とした光沢の部分がラメです。
グリッターペーパーと比べるとラメは濃い色で隠れてしまうのですが、上品な感じのラメで、これはこれで高級感のある(実際に紙の単価もお高い)紙でお気に入りの紙のひとつです。
以前発行したレンエミアンソロジーのカバーにも使用していました。

ミランダは裏面もこんな感じになっていて、両面ともキラキラしています。
グリッターペーパーの方はラメが入っているのは表面のみ、裏面はマットな感じです。

並べて比較するとこんな感じ。絵自体は同じデータですが大分違いますね!?
左側はデジオフ印刷(グリッターペーパー)、右側はオンデマンド印刷(ミランダ)です。

同じ白でもグリッターペーパーは青白く、ミランダはクリーム寄りの白なので、紙の元の色も影響していると思いますが、同じデータでも特に玲央の褐色肌が全然違う感じになりますね…!
オンデマのカラーはオンデマンド特有のテカりがあったりしてインクの質感も相俟ってデジオフの方が全体的に綺麗なのですが、元データの色味に近いのはオンデマンドかなぁ…と思います。
ただ、使っている印刷所がデジオフ印刷のブルー系のインクが特殊なのもあるので、青緑の部分は凄く綺麗な色になりました。真武の肌と植物の部分はデジオフの方が元データの色に近いです。

裏表紙で比較するとこんな感じです。
この部分はデジオフ印刷の方が元のデータに近い色で、オンデマはちょっと黄ばんだ感じかな?
オンデマ系は出力状況や印刷所によって違ったりするのと、私の色の使い方も影響していると思うので、この辺りの相性は人それぞれかなー?と思います。

結果的に、準備号でオンデマンド印刷のミランダ、完全版でデジオフ印刷のグリッターペーパー&角丸加工にしたのは正解でした…元々タイトルに合わせてキラキラしたラメのある紙が使いたいと考えていたので、差別化できたんじゃないかな!?と思います。

遊び紙は前後で違うものを使っていて、前の方には模様の入ったトレーシング系ペーパーのアートドリープ リズム、後ろの方には無地のクラシコトレーシングFSを使用しています。
前後で違う紙だけど似た雰囲気のもので揃えたい!という事でこんな感じになりました。

準備号の方の遊び紙はクラシコトレーシングFSを前のみに使用していました。
こちらの本文はコミック紙ブルーに黒インクの印刷仕様です。

デジオフ印刷にした完全版の本文はコミック紙クリームに混色インク風(K+Y)の二色刷りです。
K+Yの混色風二色刷り印刷は以前に発行した さらあつめ回顧録の装丁レポート で使っていたものと同じで、本文用紙のみ違います。画像だと色が飛んでしまっているので解り難いのですが、今回はクリーム系のコミック紙を使っているので、全体的にはもう少し薄クリーム掛かった色です。


↑ デジオフ印刷:コミック紙クリームに混色インク風(K+Y)の二色刷り


↑ オンデマンド印刷:コミック紙ブルーに黒インク刷り

今はオンデマンド印刷でもパッと見オフセット印刷のようなムラのないマット系のインクで綺麗に刷れる形式のものが増えたのですが、こうして比較してみると結構違いますね…!?
あ、髪の影の有無は完全版で書き足した部分なので印刷が飛んでいる訳ではないです/^o^\

玲央の誕生日かつレオマブオンリー合わせにできなかったのは残念でしたが、今回の夏コミがC100記念で公式ロゴ素材が配布されていたので、せっかくなので新刊の奥付に使ってみました…ゲヘヘ

こちらは新刊のノベルティに付けた両面印刷のポストカードです。
パールスノー プラチナを使用しました。ちょっと硬めなパール系の紙です。

前回 Asakusa Wonderlandの装丁レポート で記載した表紙(シェルルック ツインスノー)と似た紙なのですが、こちらの方がごわごわした硬さがある印象です。
シェルルックは個人的にとても好きな紙なので前回の新刊はそれを承知の上で使用したのですが、実は結構お高めでコストが高くなってしまう特殊紙なので、パッと見は区別がつかない似た系統で比較的リーズナブルな価格帯のパールスノーで代用するのも良いかもしれませんね!

そんな訳で、今回もまた自己満足で綴る装丁レポートでした。

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。

Re:Message

以下、7月24日から開催されていたエアブーの方で頂いたメッセージのお返事です。
イベント期間中に自サークル内のページ上でお返事していたのものと同じですが、該当のサークルページが期間限定公開となる仕様のため、こちらにもログを残しております。

7月26日0時頃に準備号の感想を下さった方

準備号をお手に取って頂き、ありがとうございます!
新刊…と呼んでもいいのか微妙な内容の準備号になってしまっていたので、
ありがたいお言葉と共に感想を頂けてとても嬉しいです。
こちらこそ、この度は当サークルにお立ち寄り頂きありがとうございました…!

7月31日5時頃に応援メッセージを下さった方

応援メッセージありがとうございました!
レオ誕には間に合わず準備号という形になってしまいましたが、
引き続き原稿は水面下で進めているので8~9月に改めて新刊が出せるように頑張ります!

※上記は当時のログそのままの記載のため、新刊は8月に発行済みです/^o^\

ほか、拍手だけ押して下さった方もありがとうございました!

7月24日の新刊、せっかく玲央の誕生日にレオマブオンリーがあるので何か出したかったものの、描きたい話が全て入りきらない…と足掻いた結果、今回はイベント限定頒布の準備号という形式で発行した事と、既に完売しているため、以降の参加イベント及び通販のお取り扱いはありませんが、8月13日の夏コミか9月18日の皿オンリー合わせで完全版として発行予定です。

準備号とはいえ、無駄に豪華な特殊紙とトレペ遊び紙を使用して印刷所に刷って頂いてたので完全版もあんな感じのキラキラ特殊紙+トレペ系遊び紙の装丁にできたらいいな…!

検討中だった9月18日の皿オンリーにも申し込んできました!できれば夏コミ合わせで出せるよう頑張っている所ですが、ちょっと厳しそうなのでダメそうなら9月合わせの予定です/^o^\

そんな訳で、今年も 2022年3月5日の雑記 の真武と対になっている玲央の誕生日祝い絵!
対になる前提の絵なのでいつまで続けられるか微妙な所ですが、余裕があればまた描きたいです。

そして少しだけ聖地巡りをしてきたので、ここからは浅草のさらざんまい聖地レポートです。

まずはこちら、浅草地下商店街にある忍者場(Ninja Bar)さん!

店名通り、店員さんが忍者でござる。ニンニン。
アニメ本編では真武のメンテナンスでお馴染みの場所なのですが、使われているシーンがちょっとセンシティブというか何と言うか、アニメを見ている人にはお察し頂けるようなシーンで使われているのでお店的にはどうなんだろう!?とドキドキしていたのですが、これがまた店員さんが皿のファンにも作品にもお優しい…!さらざんまいも応援して下さってて内心ホッとしました。

9皿の例のアレと思われる場所(例のアレとは???)

実はこの近くにレオとマブのぬいぐるみもひっそりと飾られていたりします。

頼めばキャラクターのイメージカラーに合わせたカクテルも作って頂けるとの事で、忍者場さんの皿への理解力が凄かったのと、店長さんのツイッターでも時折アニメ外コンテンツの勤務日誌まで読んでいないと解らないネタとかにも触れてらしてたので、結構お詳しいんですね…!?

そして今回、7月24日のイベント後に忍者場さんご協力のもと玲央の誕生日祝いがてらアフターをする事になり、私もご一緒させて頂ける事になりまして…!わーい!
画像は浅草シルクプリンさんの季節のケーキ、判り難いですが何と7号サイズです。シルクプリンは玲央と真武の勤務日誌にもチラッと出てきますが、ケーキも扱っていたのは初めて知りました。

本来は持ち込みNGのお店なのですが、事前に快く許可を下さったどころか全面的にご厚意で手厚く色々とサポートして下さり…店長忍者さん優しい…!(私はこのアフターにまぜて頂けただけの者に過ぎないので、バーの予約やケーキの手配などは別の方がして下さいました…感謝!)

忍者場で玲央のバースデーケーキを前に始まる真武のメンテナンスの絵面が面白すぎたの図。
しかしこれ、場所的にメンテナンス自体はアニメ本編の再現に過ぎないので異様なのは玲央を祝うバースデーケーキの存在という摩訶不思議な光景になってしまうのでありました。
おっと、にーぼしれおさん、ワインを壁に叩きつけたァ!ガッシャーン!(ここまで原作再現)

整列して佇むカッパぬいちゃん達…私も持っているのですが自宅に置いてきて不在でした/^o^\
後ろのグッズ祭壇は元々お店側が飾っているディスプレイです。

所変わってこちらは夜に訪れた浅草名代らーめん与ろゐ屋さん!
「俺と真武の勤務日誌」ではP26、1月21日の日誌に登場するラーメンのお店です。

こちらが実際のラーメン。餃子も美味しかったです。
勤務日誌で頼んでいたのは双子の玉子が乗っている「縁たまラーメン(玉子ラーメン)」みたいですね。普通のしょうゆラーメンには玉子が付かないので、勤務日誌とは少し違うようです。

私が訪れた時はメニューに「縁たまラーメン」と記載されていたのですが、最近になって改名したのか、はたまたメニューによって違う名称が使われる場合もあるのか、調べてみても「縁たま」という名称だと情報がなく…おそらくですが、「玉子ラーメン」と同じものだと思われます。
勤務日誌に出てきた画像と同じラーメンを食べたいという方の参考になれば…!

という訳で、今回は飲食店のみでちょこっとですが、浅草のさらざんまい聖地レポートでした。
前回の聖地レポートは 2022年4月5日の雑記 にございます(^o^)