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2025/05/13

下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

Reministorage EP-EX:止まり木の通り道[一次創作:小説本]

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:架空ストア様

5月11日に開催された文学作品展示即売会「文学フリマ東京40」合わせの新刊です。
去年の11月に発行した「Reministorage EP1:追憶の青い薔薇」の続刊で、EP-EX(エクストラ)扱いの外伝にあたるエピソードを収録したお話になります。

今回は先に半ばスピンオフとして「止まり木の宿の野マンドラ」などの本でも登場していたエマと野マンドラが出てくる小話を、現在文庫小説として発行しているReministorageシリーズに加えたものなので、前述の2冊を読んでいなくても単独で読めるお話を目指しました…!

前回の雑記の通り、5月に入ってからWEBイベントを含めて参加イベントが毎週連続していた関係で毎回新作を出すのは流石に無謀では!?と、直前までこちらの新刊はかなり出るかどうか進捗が怪しかったのですが、EP2として出したかったお話を今回はちょっと見送る形にして、別のキャラクターをメインにした外伝作の小話として出せば何とかなるかも…?と久し振りに体力の限界ギリギリで入稿したため、またもや推敲が甘い本に…無念。
ざっと確認した所では全く読めない程の致命的な編集ミスはなかったものの、ちょいちょい脱字や言い回しの修正漏れがあって申し訳ない感じになってしまいました…が、変わりに何とかイベントに間に合ったという新刊でした。

前回出した本と今回の新刊を並べるとこんな感じです。
実は前回の本、私の確認不足による表紙のテンプレート設定ミスで上下が3~4mmほどズレてしまいまして、上下の余白の幅が微妙に違う(上の幅が若干広い)ものになってしまい…今回はパッと見では判らない程度に修正してみました。こうして並べてみるとそこまで判らないかも!?

…とはいえ、上記のミスで一番致命的だったのが背の部分でして…本来は背の部分も上下の余白の幅が対照的になるデザインを想定していたのですが、小さなサイズの本は3~4mmのズレだけで大分変わってしまう関係で、想定していたレイアウトとは違う感じになってしまいました…が、これはこれで良いというか、むしろこちらの方が良いのでは!?となったので、今回の本はそちらに揃えるようにしてみました。裁断の関係でやはり1mm前後はズレが出てしまうのですが…!

装丁は前回出したEP1と同じ(2024年11月23日の雑記 参照)なので省略致しますが、遊び紙だけ「止まり木の宿の野マンドラ」で使用していたものと同じ「里紙(うり)」にしてみました。
前回使用した「江戸小染はな」の色違いも考えたのですが、廃盤や在庫切れにより印刷所で使用できる色の種類が少なかった事と、今回の本の雰囲気に合う色がなかったという事もありまして。

という訳で、何とか続刊が出せたReministorageシリーズですが、今回のような外伝エピソードも出しつつ、次こそ少し厚めの本を目指してEP2を出せるように頑張りたいと思います!

一応、EP1で登場したキャラクターは観測者的な立ち位置のメイン枠のまま進行していく続きものではありますが、毎回ストーリーの主軸になるキャラクターが変わるオムニバス形式で進行していく予定なので、今後も単独で読める個別エピソードごとに小出しにして発行していくと思います。
いつか書き切ったら全エピソードを1冊にまとめてみたい…!という願望もありつつ…!

EP2はギャラリーの方にも以前から存在はしている貴族のお嬢様でちょっとツンデレっぽい性格のベルフランという魔術師のキャラクターと、持ち主の精神状態に反応して色が変わる特性を持っている不思議な魔導書にまつわるお話になる予定です。

今回、初めて文学ジャンル特化のイベントに参加して「イラストも漫画も小説も書くのは好きでもスキルとしては中途半端な上に小説はたまに書いている程度の私が参加しても大丈夫かな!?」と内心ドキドキしていた反面、思っていたより小説の方に興味を持って頂けて嬉しかったです!

今後は文学ジャンル特化のイベントでは文庫小説、コミティアやTAMAコミなど創作系オンリーのイベントでは漫画やグッズ類をメインに新しいものを出して行こうかなぁと思います。

また文学フリマなど文学ジャンル特化のイベントには申し込む予定ですが、ひとまず今後の予定としては先に9月頃のイベント合わせを目指して前回落としてしまった創作漫画の本から形にできるように頑張ります!それと平行して文庫小説の続刊も水面下で準備していきたいなっ!