下記の頒布物を BOOTH に追加しました。
Reministorage EP1:追憶の青い薔薇[一次創作:小説本]
新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:架空ストア様
11月17日に開催されたオリジナル作品オンリー同人誌即売会「コミティア150」の新刊です。
今回は事前の告知通り文庫サイズの小説本になりました!
一次創作を何か形にできたら一度はコミティアにも参加してみたいな!と思っていた所へ40周年の節目の大型開催との事だったので、空気だけでも吸いに既刊だけで参加してみようかな?と思ったのがきっかけだったのですが、せっかくなので随分前からプロットだけ存在していた一次創作のキャラクターのお話と世界観を小説として少しでもアウトプットできたらいいなぁと願望が膨らみ、結局は〆切ギリギリまで粘って新刊を出す流れになっていたのでした。
9月と10月と立て続けに新刊を出していた上に12月にも既に外せない予定がある状態だったので、流石に11月は無理では!?だったのですが、人間やろうと思えばできるのかもしれません(?)
…とはいえ、思っていたより書きたい話がまとまらず色々と削ってしまった部分もある上、推敲の時間もあまり取れず…という感じの本になってしまったのですが、それでも60ページの本になったので、当初の予定のままだと100ページを軽く超える上に絶対に間に合わなかったという事を踏まえれば、プロローグ的な話としては丁度キリが良かったのかもしれません。
まだまだアウトプットできていないプロットや設定が沢山あるので今後もマイペースながら細々と続巻が出せたら…と、そんな意味も込めて今回は「Episode1」として発行致しました。
そんなこんなで、今回の自己満足装丁レポートもしちゃいます。
今回の新刊はノベルティとセットでこんな感じでした!
特殊紙を使用したPP加工しおりとポストカードが付いています。ポストカードのみ急遽作ったものなのでオンデマンド印刷ですが、濃いクリーム色がかったキラキラの紙(キュリアスIR パール)を使用しています。紙の地の色が薄茶寄りのクリームなので、全体的な色味もそちら寄りです。
表紙は「い織り」のプラチナホワイトです。装飾枠が金縁という想定だったのでキラキラ系の紙にするか迷ったのですが、古書のような雰囲気を出したかったので質感が気に入った紙にしました。
庵の壁のようなエンボス紙なので和風寄りの紙かな?とも思うのですが、これはこれで…!
表紙の英語タイトル(Reministorage)部分はあえて少し解り難いフォントにしたので、背表紙や中表紙は別のフォントにしました。続巻を出した時に共通シリーズだと判るタイトルが欲しかった故の仕様ですが、半ばオムニバス形式で単品でも読めるような形にできたらなぁと思います!
小説なので本文はめくりやすいように薄めの紙…という事で以前に出した文庫小説本で使った時に丁度良かった書籍用紙70kg。画像だと少し解り難いのですが、薄クリーム系の色の紙です。
遊び紙は本文の内容に合わせたモチーフの意図を込めて江戸小染はな(うすあい)です。もう少し薄めの紙があれば使いたかったのですが、最初のカラーページ部分は他サイズの本と共通の口絵用の紙なので、文庫サイズの本だとかなり厚めに感じる…かも?
こちらは新刊の付属ノベルティとしてお付けしていたPP加工しおり。
一緒に野マンドラ&マンドラ茸の絵柄バージョンも作ってみました!こちらはコミティアの時にもお付けしていたのですが、今後もイベントやBOOTH通販で一次創作の発行物をお手に取って下さった方にはオマケの無配としてお付けしようと思います。
スノーエッセンス CoCキラを使用しているのでキラキラ!こういうキラキラの紙とクリアPP加工はキラキラ部分が引き立って相性が良いのでまたやってみたいなー!
難点は、紙との相性による影響なのかPP加工をすると少し反れてしまう所でしょうか。
そんな訳で、来年になってしまいそうですが、今回の新刊の続巻も発行予定なので引き続き細々と一次創作のアウトプットもしていきたいです!頑張るぞーっ!
次回のイベント参加予定は12月29日の冬コミことコミックマーケット105です。
12月22日-23日のWEBオンリーと合わせて今回はVPでスペースを取っているのですが、VP25周年という事で水面下で色々と企画関係の作業も進行中なので、気合いを入れて頑張ります!
印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。