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2023/09/17

BOOTHの発送方法に関するお知らせ

別途オプションとして匿名配送(BOOTHあんしんパック)にも対応致しました。
ご注文品と一緒に「匿名配送オプション」をカートに入れて頂く事で匿名配送が適用されます。

大変恐縮ですが、BOOTH側のシステム仕様上の関係で送料とは別に100円が最低価格となるため、手数料としております。予めご了承ください。送料は一律370円+手数料となります。
匿名配送に関する詳しいご案内は こちら をご参照くださいませ。


下記の頒布物を BOOTH に追加しました。

雨降る記憶の景色[さらざんまい:レオマブ本]

新刊の詳細とサンプル
ショップ委託:現在予定なし

8月20日のSUPER COMIC CITY 関西29の皿オンリー合わせで作った新刊の小説本です。
当初はイベント参加が連続していた事もあって皿で新刊を出す予定はなく、遠征が難しい事もありイベント自体は申し込んでいなかったのですが、やっぱりせっかくの皿オンリーなので突発で何か出したいな…と思い立って唐突に発行した本です。

今のところはイベント頒布なしの通販のみの本となっておりますが、既に在庫が残り僅かなので、来年3月に参加を予定している皿オンリーに持って行けるか微妙な感じです/^o^\

単品でも読める内容なので本自体は続き物のストーリーではありませんが、去年の12月に発行した幼少期レオマブ小説本「想い出の小さな箱庭」の続編的なもので、文庫サイズにしてデザインなども揃えてみました。今回は色々な時系列で雨と花をテーマにした内容です。

という訳で、またまた自己満足な装丁レポート雑記です。

表紙の特殊紙や遊び紙は以前に出した文庫本の色違いにしてみました。
前回の表紙はディープマットのブラックでしたが、今回は少し紫がかった濃い色の紙、マルベリーです。遊び紙の方は雨と紫陽花をイメージして水色の江戸小染はな、うすあいにしました。
本文は以前に使った書籍用紙70kgで丁度良かったので、前回の文庫本と同じです。

ちょっと失敗したなぁと後から気付いたのは、この中表紙(と奥付)の飾り枠の配置。前回の本とお揃いにしていたのですが、前回の本は上下にはみでた花の装飾があったのでバランスがとれていたものの、今回はほぼ枠のみなので、上下左右にある空白のバランスが悪くなってしまいました。
閉じ部分で隠れないようにとノドの部分に空白を入れていたのも余計に仇となってしまい…!

こちらは今回の新刊にお付けしていたノベルティ、短いお話を1本収録したコピー本です。
当初は予約受付から発送まで大分お待たせしてしまう形になってしまったお詫びの予約特典として作っていたのですが、思いのほか本編の補完のようなアフターストーリーになってしまったので、おまけ本のノベルティとして今回の新刊のご注文には全てお付けする事にしました。

自前のレーザープリンター出力なので、ちょっと凝ったコピー本にしたいなぁと特殊紙や遊び紙の型抜き加工もしてみました。遊び紙の加工は既刊「さらあつめ回顧録」でやっていた遊び紙の自前加工と同じものです。

今回は通販向けの突発本なので少部数だったとはいえ、それでもそこそこの量があるので出力から製本や加工が大変でした…が、これもコピー本の醍醐味!

背表紙は前回の文庫小説本と並べるとこんな感じです。
偶然にもページ数が同じになったので良い感じに色違いの続編っぽくなりました…が、前回の文庫本と並べると今回の背表紙は縦のセンタリングっぽい感じになってしまったので、もう少し位置を上に調節できたら良かったなぁ…惜しい!

こちらは新たに予約特典としてご用意した挿絵ペーパーと栞です。
どちらも自前レーザープリンター出力をカットして作ったお手製ノベルティですが、栞の方は前回の文庫小説本のノベルティで付けていた栞とお揃いになるデザインにしてみました。画像だと少し判りにくいのですが、栞はモダンクラフトという厚めで濃いクラフト紙に印刷しています。

今回の表紙絵も前回の文庫小説本と同様に濃い色の紙に白印刷+カラー印刷という印刷形式で、絵のベースは線画ではなくシルエットになっています。

目の部分も絵ではなく白版を型抜きしたようなものなので、思っていたよりも実物は細くなってしまいましたが、これは印刷所側で紙の色に負けないように白インクを重ねて刷って濃い白を出しているみたいなので、白版の部分が少し太めに出る仕様が影響しているのかな?と思います。
(その影響もあって、本来は印刷所側で若干縮小して印刷するそうなのですが、私の場合は過去に細い線が出ない事があったので、いつも縮小なしでお願いしています)

そんな感じで、今回の装丁レポートでしたっ!
次に皿でイベント参加する予定は来年3月のオンリーになると思うので、暫く新刊などは出せないと思いますが、気になるオンリーがあれば突発でor一次創作辺りで何か出してるかもしれません。

印刷や装丁のレポートを含む備忘録の過去ログは「記録帳」のカテゴリからもご覧頂けます。